棋譜並べ 慣れレベル
棋譜並べは慣れてなくても絶対にやった方がいいと散々書いてきました。
そんな棋譜並べにも「慣れ」レベルがあります。
僕の独断と偏見でレベル分けをしてみましたので参考までにどうぞ
<棋譜並べに慣れるレベル>
1.初級編
①初手から棋譜を並べて途中図事に局面が合ってるか確認して進める
まずは途中図がしっかりある棋譜を並べられるかどうかという所です。
途中図までの数手~数10手を間違いなく正確に並べられるかどうかです。
符号に慣れてなくて棋譜並べ初心者ならここでも結構しんどいかもしれませんが何度も挑戦していくうちにだんだんと慣れてきます。
②そのやり方で終局まで並べることができる
そうやって丁寧なやり方で間違えずに終局まで完了するかどうかです。
間違えずに並べきることができれば1人前です!
③分岐変化の所を途中図から並べて分岐後の図と局面が合ってる
今度は本譜から逸れる変化を並べてみます。
その時にちゃんと変化後の図になるかどうかです。
①②をキッチリできるなら余裕ですよね?
2.初段編
①初手から終局まで途中図で確認せずに一気に並べきれる
今度は途中図のない棋譜や、途中図があってもそれを無視して息継ぎなしで終局まで並べられるかどうかです。
これができたら棋譜並べ力は標準以上で符号もかなり慣れ親しんでいるはずなので他の勉強もスムーズにできるはずです!
②分岐点を並べた後、図を見ずに元の分岐前に戻せる
分岐変化後に分岐前の本譜の形に戻せるかどうかです。
これができると感想戦が非常にスムーズになります。
また、自分が指した対局なんかも終局直後なら初手から7割ぐらい並べ直せるぐらいになってると思います。
3.応用編
①分岐は脳内で並べれる
本譜は盤・駒を使って並べて、分岐変化は脳内で並べることによって横着する方法です。
実戦でいろんな変化読む能力が向上します。
3.異次元編
4.まとめ
いろいろ書きましたが
初級編がキッチリできれば問題ないです!
初段編ができれば言うことなしです!
応用編ができれば、車の運転中や仕事中などで簡単な定跡研究や目隠し詰将棋が脳内でできたりするんでさりげなくサボれたりしますが
運転中は危険なのでやめましょう!