受けの種類
将棋は玉を取られると負けてしまいます。
そのため先に相手の玉を詰ます必要があります。先に詰ますことを考えて戦う棋風を攻め将棋と言います。
そして、対となるもうひとつの棋風「受け将棋」というものがあります。
受け将棋は、自玉を詰まない形にしてしまってから相手を仕留めにかかるというものです。
受けは1手ミスすると即負けに直結しやすいので非常に難しいと思われます。
そんな中で僕が意識している3つの受けの考え方・指標を紹介します。
それは
「玉の堅さ」「攻めの遠さ」「入玉」です。
1.玉の堅さ
「玉の堅さ」=「自玉周りの金銀の数」です。
玉は金銀3枚で囲いなさいという指標があります。それは初期にもっている金銀4枚のうち3枚を守りに使って残りの1枚は攻めに使いましょうというものです。
しかし、もしそれが金銀4枚であれば通常よりも寄せられにくい玉になります。
玉を詰ましたり寄せたりするには玉の周りの金銀=囲いを崩すところからはじまります。
つまりその金銀・囲いがシッカリしていればしているほど玉の耐久力が増加します。
戦いの中で自玉の周りに金銀を打って補強する手は非常に価値の高い1手になりますのでぜひ意識してみてください。
2.攻めの遠さ
「攻めの遠さ」=「敵の攻め駒からの距離」
例えば相手に’と金’を作られたとしても、自分の玉や囲いからの距離(マス目)が遠ければ無視できます。
大駒が強いのはたくさんのマスを一気に進むことができるからです。
相手の攻めからの距離が遠ければ遠いほど、寄せられにくくなります。
玉の早逃げ8手の得という格言は、ほんとに8手も得するのかは微妙ですが、戦いの中での早逃げは有効になることが多い手です。
3.入玉
「入玉」=「玉の縦軸座標」
将棋は玉を除いて 歩・香・桂・銀・金・角・飛をそれぞれ7種19枚ずつを使った状態で対局が開始します。
入玉をすると横や後ろに利く駒以外は王手できなくなるので無効化されます。
つまり、歩・香・桂の3種13枚が無駄駒になります。
また、中段玉寄せにくしという格言があります。
それは「入玉をみせられる」「中段で駒を動かしても駒が成れない」といった状態になるからです。
下段<中段<<<入玉です。
厳しくなったり、チャンスがあれば上へいくようにしましょう!
4.まとめ
穴熊は「堅さと遠さ」を最大限活かして「入玉」のしやすさを捨てた囲いです。
また、最近流行の「バランス重視」の考えは
「遠さ」と「入玉」しやすさを重視して堅さを削った囲いや陣形です。
また、この3つの考え方は形勢判断する場合の「玉の安全度」を計る指標にもなります。
「囲いは崩れたが、敵の攻め手もなくなって、入玉もできそう」
であればかなり安全!というような考え方です。
ちょっとでも自玉に不安があれば
囲いを補強する 早逃げする 上を目指す
この3つをうち1つでもできれば負けにくくなりますので勝率は上がります!
詰まされたら負けですが詰まなければ投了しない限り負けないので
詰まない形を意識しましょう!



